ページID:82014更新日:2017年9月15日

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知事記者会見(平成29年9月14日木曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

発表事項以外の質疑応答

知事会見写真

 平成29年9月定例県議会提出予定案件について

知事

平成29年9月定例県議会に提出いたします案件につきまして、ご説明申し上げたいと思います。9月定例県議会は、9月21日に招集することといたしまして、本日、招集告示を行ったところでございます。提出案件は、条例案4件、予算案3件、その他の議決案件2件、認定案件2件、報告事項29件、提出事項2件の予定でございます。

次に、条例案につきまして、ご説明いたします。本県の観光の振興を図りつつ、山岳における登山の安全を確保するため、県や登山者の責務、登山に係る届出の手続き等を定めます「山梨県登山の安全の確保に関する条例制定の件」などを提出することといたしました。

次に、平成29年度9月補正予算につきまして、ご説明申し上げます。一般会計の補正予算の規模は、64億4,521万4千円でございます。これを既定予算と合わせますと、4,685億4,836万円となります。また、特別会計は、流域下水道事業特別会計で、4億1,908万7千円を計上し、恩賜県有財産特別会計では、繰越明許費を設定しております。

内容といたしましては、主なものとしまして、総合球技場の基本計画の策定に要する経費。「リニア環境未来都市」整備方針に基づく、駅周辺の基本計画の策定に要する経費。平成30年度中に分娩取扱を再開いたします都留市立病院の設備整備への助成に要する経費。性犯罪・性暴力被害者に対する総合的な支援を行うワンストップ支援センターの設置に向けた取り組みに要する経費。登山の安全を確保するため、安全対策の体制整備や登山者に対する啓発事業に要する経費でございます。以上が、主な提出案件でございます。

記者

補正予算の目玉の政策はどの辺りなのか伺いたいのですが。

知事

リニア中央新幹線が10年後に開業を控えています。リニア中央新幹線の開通を見据えてまちを拓く、リニア環境未来都市の駅周辺の基本計画、並びに、南アルプスのトンネル工事を実施しておりますけれども、橋りょうの耐荷補強、そして性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターの事業ということで来年度の4月から開設を目指す、さらには峡南3高の統合に関する予算を計上させてもらいました。そういう意味では、「明日を拓く」という部分で、今回の9月補正予算は今までの事業を新しくバックアップする、そのような内容で対応しております。

記者

登山に関してですが、登山届提出義務化を盛り込む条例案ということで、改めて条例化をした上で、登山の安全確保に向けてどういうことを目指していきたいのか教えてください。

知事

2月の当初予算を編成する際に、2月議会等でいろいろなご意見をいただく中で、条例化を前提に早急に対応しようと検討委員会を開催し、報告書を取りまとめていただきました。やはり山梨県全体で、安全登山に取り組む姿勢を県内だけではなく、県外や海外の皆様にきちっとお示しするとともに、登山をする皆様方に意識を持って提出していただくため、登山届の提出の義務化又は努力義務化を明記しております。楽しんで登ってもらうため、自己の責任と、それを県全体でバックアップしていくという姿勢を明確にしました。検討委員会の先生方には、半年足らずで熱心なご議論をいただいて、方向性を出していただき、それに基づいて今回条例化となりましたので、関係各位に改めて御礼を申し上げながら、今回の9月議会で、きちっと議論をさせていただき、条例に基づく体制整備を早急にしていきたいと感じています。

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発表事項以外の質疑応答

 富士山の夏山シーズンを終えた所感について

記者

富士山の夏山期間が終わったわけですが、富士山保全協力金の対応の面、あるいは登山者管理の面で、まだデータ等揃っていないものもあるかもしれませんが、知事の今年の夏山期間に対する所見をお伺いします。

知事

7月1日から9月10日までの夏山シーズンが無事に終わったという安堵感はあります。富士山保全協力金につきましては、昨年の検証も踏まえていろいろな新しい仕組みを導入しました。旅行会社の皆さん方に事前にお話をして、しっかり理解していただいた上で一括納付する仕組みや、ゲートを冠木門風にするなど納付場所を分かりやすくする仕組み、また多言語化して事前にバス等で周知することなどです。協力金額も協力者も昨年以上に増えているという報告を受けていますが、環境省の数字を分母にするということが静岡県との間で了解事項になっておりますので、それを待って協力率が出ます。いずれにしても今回で実質4年目を迎えましたので、いろいろな検証をして、その反省があれば、来年度に検証した部分をより具体化していく、そのような対応をこれから進めていかなければならないと改めて思っています。

 

以上

 

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